対談シリーズ"烏丸ストロークロックの道草"

"烏丸ストロークロックの道草"という上演活動とは少し角度を変えた対談シリーズを立ち上げました。

この対談シリーズでは、「演劇」にこだわらず、烏丸ストロークロックのメンバーがお話してみたい方と、お互いに関心の高いテーマとシチュエーションでお喋りをしてもらいます。創作の道すがら出会った人と交わす会話とそこで見た景色のようなイメージで「道草」と名付けました。


第1回目のキーワードは「神楽」です。烏丸ストロークロックでは近年お馴染みですが、一般的には馴染みのない方は多いかもしれません。現代における神楽の在り方は本当に様々ですが、パフォーマンスではなく、地域で、それと意識されていなくとも生活と信仰の上に行為として舞われる神楽は、私たちが目指す芸能の原初を紐解く入り口となりました。その出会いのきっかけとなったのが対談相手の八巻寿文さんです。自身も美術家でありながら、仙台市の施設に長く従事し「せんだい演劇工房10-BOX」工房長や「せんだい3.11メモリアル交流館」館長を務めた八巻さんとの東北愛・神楽愛にあふれた対談をぜひお楽しみください。対談の前日、八巻さんと烏丸ストロークロック一行は早池峰神社の例大祭へ神楽の奉納を一緒に観に行きました。その興奮と熱気も感じられる初回になったと思います。


第1回 次元を超える「神楽」なるもの (八卷寿文×柳沼昭徳)


《前編》

《後編》