『祝・祝日』関連企画・トークイベント(1/7)のお知らせ
烏丸ストロークロックと祭『祝・祝日』広島公演の関連企画として、トークイベントを開催します。フォトグラファーの石河真理さんと烏丸ストロークロックの柳沼昭徳が「震災と芸術」をテーマに自身のこれまでの活動と絡めながらお話します。
二人のアーティストによるトークセッション 震災と芸術
2019年1月7日(月)19時~21時 @名井珈琲商店
《トークゲスト》
石河真理(フォトグラファー)
柳沼昭徳(劇作家・演出家)
"人々の根底に生きる文化と"はなにか。
また、"災害や震災下における芸術の為 す役割"とはなにか。
京都の劇団烏丸ストロークロックによる『祝・祝日』の広島公演(2019年1月) に際し、多くの人が今なお持ち続けるその問いに、実際に向き合いながら活動を 続ける二人のアーティストをゲストに迎える。
日時
2019年1月7日(月)19時~21時
場所
名井珈琲商店(広島市中区国泰寺町2丁目5-14)
参加費
無料 ※ご入場の際、コーヒーのワンオーダーお願いします(300円)
お申込み
https://goo.gl/forms/LYX3h3OVnXSJHnJ62ゲストプロフィール
石河真理(いしこ・まり)
フォトグラファー/株式会社「石河屋」代表
コンサートプロモーターの仕事から「自分の内側にあるものを表現したい」という想いを持ち写真家に転身。カメラアシスタントからアメリカシアトルの写真学校での勉強後、フリーカメラマンとなる。シアトル、NYに約15年在住し、これまでに女性誌、ドキュメンタリー、ポートレイト写真、被爆関係、NPO等の取材などの仕事を手がけてきた。自身のアートギャラリー「ギャラリー交差611」(2016年2月~2018年12月 現在移転中)でも、東日本大震災やヒロシマ、チェルノブイリ原発事故など社会と向き合う作家達の個展を多く手掛ける。
柳沼昭徳(やぎぬま・あきのり)
劇作家・演出家/烏丸ストロークロック代表
近畿大学在学中の1999年に「烏丸ストロークロック」を旗揚げ。社会の抱える不全と、それが及ぼす人々への影響を描く。近年は各地で演劇ワークショップや市民参加型の創作も多く手掛けている。2013年よりNPO法人京都舞台芸術協会の理事をつとめ、京都の舞台芸術環境の向上に力を注ぐ。広島では2016年度より地元のプロデューサーと協同し「アクターズラボ」を開講。また昨年度、NPO法人ひゅーるぽん主催による「広場に集まった仲間たちによる演劇公演・ウタとナンタの人助け」(厚生労働省平成29年度障害者芸術文化活動普及支援事業)の脚本執筆を手掛け、大きな反響を呼んだ。
第60回岸田國士戯曲賞ノミネート/OMS戯曲賞ノミネート多数/ 平成28年度京都市芸術新人賞受賞
烏丸ストロークロックと祭『祝・祝日』について
京都を中心に演劇活動を行う劇団「烏丸ストロークロック」は2017年、仙台で のワーク・イン・プログレスをきっかけに東日本大震災を基点にした演劇作品の 創作に着手した。取材を重ね、フィールドワークを行いながら複数の短編を経る ことで紡ぎあげた『まほろばの景』は、震災以降潜在的に日本人を覆う生きづら さを表現した普遍的作品として京都・東京で高い評価を得た。
そして2018年、『まほろばの景』の大きな要素の一つとなった、日本古来の芸 能である神楽や東北ではそれを大衆に伝えたとされる山伏文化に焦点をあて、舞 を舞う俳優と、謡うように挿入されるテキスト、そしてお囃子を担うチェロの演 奏とで、祭の性質を取り込んだ独自の上演形式を用い、仙台・広島の二か所で上演。
主催:烏丸ストロークロック、舞台芸術制作室 無色透明
協力:株式会社石河屋、有限会社名井珈琲商店
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