『祝・祝日』広島公演関連ワークショップ 2018年12月21日に開催

2017年に仙台で生まれた「まほろばの景」と、そして「祝・祝日」。この一連の作品群において、創作のスタートアップに関わり、烏丸ストロークロックに寄り添いながら、作品世界の根幹をともに築いた、仙台気鋭の劇団「短距離男道ミサイル」に所属する俳優・小濱昭博。

彼の豊富な現場経験からなるクリエイティブな発想、そして観察と分析に基づいたコミュニケーション技術によって、作品の創造性が豊かになっただけでなく、シビアな状況下においても稽古場全体がこころよさを欠くことはありませんでした。

今回のワークショップでは、小濱昭博が俳優経験者を対象に、俳優として限られた役割にとどまらず、チームのコミュニケーションを円滑にして、作品をよりよいものへ牽引する存在ための技術を様々なワークを通して体感していきます。 

普段では仙台と広島と遠く離れた土地でたがいに活動する、俳優同士の刺激的な出会いにご期待ください!



俳優ワークショップ「空気を探る」

劇作家、演出家、俳優、それぞれの領分をどのように設計するかについて、様々な団体や人間関係の中、いろんな可能性があります。

今回のワークショップでは、テーマを「クリエーションの空気を探る」と設定し、稽古に参加している一人一人が立場を明確にしながら、豊かな創作現場を目指して、以下のようなことをキーワードに、様々なワークを試していきます。


 ワーク内容例

  • 役割でない、自分の責任で、立つ、動く、はなす
  • 自分の感覚がどこに向いているかを自覚する
  • 他者と関係性を結ぶ、そこから行動を生む
  • コミュニケーションエラーを分析する 


ファシリテーター紹介

小濱昭博(こはま あきひろ)

1983年宮城県仙台市生まれ。俳優・演出家。

宮城教育大学在学中から演劇をはじめ、震災後に立ち上がった「劇団 短距離男道ミサイル」に2012年に所属。以降同劇団の看板俳優として活躍。自身が演出をするユニット「チェルノゼム」での創作も精力的に行う。

仙台を拠点にしながらも、東京、京都、兵庫をはじめ、フランス、チュニジア、香港など活躍の場は国内にとどまらない。息づかい、身体造形から構築される変幻自在な人間像は老若男女問わず多くの観客を魅了する。また、様々な現場で培われた創作現場の空気に与える影響についての評価が高い。

仙台の演劇の創造環境整備と若手の育成にも力を注ぐ。近年俳優としての経験を活かし、県内外で年間20本以上の「演劇とコミュニケーションについて」のWSを行っている。 


ワークショップ詳細情報

日時

2018年12月21日(金)18:00~21:00 

場所

広島市東区民文化センター ロビーギャラリー

参加費

3,000円(当日受付けにてお支払いください)

募集人数

15人

参加条件

年齢、プロアマは問いません。
過去に1回でも、俳優として舞台に立ったことがある方のご参加をお待ちしています。 

参加方法

以下のフォームに必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

烏丸ストロークロック 小濱昭博ワークショップ参加フォーム

お問合せ

  • Email a.p.musyokutoumei@gmail.com(舞台芸術制作室 無色透明)
  • TEL 082-264-5551(広島市東区民文化センター)※祝日を除く月曜休館